作品概要
若者(20~30代)の読書人口の増加を目的としたVtuber(2Dアバター)の制作
制作までの経緯
制作背景
近年、本を読む人が減ってきており、読書好きの私としてはとても心苦しく思いました。
そこで、若い人たちに認知度の高いVTuberを使って読書の魅力を伝えることで、0.1%でも読まない人の割合を減らすことができないかと考えました。

取り入れたかった要素
制作するにあたり以下の2つを念頭に置き、制作を開始しました。
- 見た目を引きやすい
- 書物に関連するものをモチーフにする
制作過程
キャラクターを作り上げるにあたり、まずは下書きとなるラフスケッチを数パターン制作しました。
左から制作順に並んでおり、1は「本=書店」とイメージしたため、書店員をモデルにラフを制作しました。しかしこれはあまりに安直ではないかと思い没案とし、2となる帽子をかぶった女子大生風のラフを制作しました。このキャラクターは本に関連するモチーフとしては弱いと考えたため、次の制作に移りました。3のローブを羽織ったキャラは異世界の記録者をイメージしたのですが、これは書物との関連よりも博士や研究員に近いデザインだと考え没としました。4の学生服は、2のデザインよりも若い世代に親和性があると考え制作しましたが、こちらはデザインに遊びがないと思い没としました。
5が最後に制作したラフで、今回制作したアバターの大本となったキャラクターです。これは栞をモチーフにラフを作成しました。栞は固定された形がない概念のようなものなのでイメージを膨らましやすく、また同時に見た目も華やかなものにすることができ、自分の中で納得のいくデザインができたのでこれをもとに制作を進めようと思いました。

最終ラフ
次に上記ラフ案、主に5を元に最終ラフを完成させました。

しかし実際に制作したものはこれとは少し異なります。理由は少し下半身部分に寂しさを感じたのと、もう少し衣装に遊びを持たせて華やかにしたかったためです。
制作物
全体図

これが実際に制作したものです。着物を短く切るのではなく、長く伸ばしスカート風にすることで最終ラフとは違い、下半身部分における服の重なりを明確にしました。こうすることで下半身部分の物寂しさを無くすとともに、動かした際に大きな動きを付けることができました。また髪やリボンなど、アシンメトリーとなる部分を右側に集めることで、非対称ながらもまとまりのある、見やすいデザインにしました。
こだわり



通常キャラクターの顔を動かした際に輪郭線が残ってしまうのですが、これを動いた時にだけ消すように設定しました。これは実際にプロの人たちも使っている技術で、Live2Dを初めて触った私がどうしても真似したかった技術です。これを作れた時に少しだけプロに近づいた気がしました。
最後に
初めてLive2Dに触れて実際にアバターを作ってみると、普段YouTubeなどで見かけるVTuberがいかに細かくパーツ分けされて作られているのか、プロのLive2Dモデラーがどの部分にこだわっているのか、どの部分にキャラクターのコンセプトが表れているのかなど、様々なことを学ぶことができました。
苦労もありましたが学びも多く、とても楽しい制作でした!!!
使用ソフト
- CLIP STUDIO PAINT
- Live2D Cubism Editor
yanase2023-02-12T11:22:47
今回はVTuberモデルを作る、までの内容だったのですか?もしお勧めの本についてのレビュー動画など作成されたのであれば見てみたいです。
砂古口洸2023-02-12T13:36:51
はい。今回はモデルを作るまでを想定し、動画を作ることは予定していませんでした。
しかし、せっかく制作したものを使わないのはもったいないと思い、自己紹介動画を制作しました。
レビュー動画などは現在制作中であり、今後公開予定です。
サコグチノブオ2023-02-05T23:22:00
👍️いいね。
サコグチノブオ2023-02-05T23:02:35
いいね。よく頑張ったね。ら