大阪電気通信大学

プロesportsチームと連携したesports大会の実施記録

1. 制作意図

1.1. 背景

プロesportsチームの広告活動の一環として企画を行うこととなった.大乱闘スマッシュブラザーズ(以下スマブラ)部門が主力のチームであるためスマブラの大会を開き,スマブラプレイヤーや周辺界隈への宣伝を行うこととした.

なお,今回は大会企画全体を取りまとめる立場として運営を行った.

1.2. 目的

esports界隈へチームの宣伝・アピール,及びファンとの交流を主目的とした.

2. 大会について

2.1. 運営環境

ディレクター:吉田

配信スタッフ1名

クリエイティブスタッフ1名

スマブラマネージャー1名

大会運営サイト:スマメイト(図1)

図1 スマメイトによるトーナメント管理画面

2.2. 大会内容

募集開始:7月10日13時

開催日時:7月23日14時

募集人数:128人

参加人数:84人

3. 大会スケジュール

6月中に企画立案しスタッフに協力要請を行い,6月末から7月頭にかけてサムネイルなど準備物を完成させた.

7月10日から2週間をプレイヤー募集期間とし,23日に開催した.

4. 工夫したポイント

4.1. 募集について

通常は早くても1日前の募集が多いが,今回は2週間と長い期間を設けた.参加人数の様子を見ながら調整していく意図があったが,十分な人数が集まってくれたため問題なく開催できた.

4.2. クリエイティブについて

自分は配信活動に関して詳しくなく,配信・クリエイティブのスタッフ両名がスマブラに詳しくないという状況のため,打ち合わせの回数を多く取り意見のすり合わせに注力した.

4.3. エキシビジョンマッチ

優勝者にはプロの選手とエキシビジョンマッチを行う権利を与えた.他の大会ではこのような例は少なく,今回の大会で1番の目玉といえる.

5. まとめ

募集上限が128名であり,実際の参加者が84名と上限のおよそ2/3程度のプレイヤーが参加したことから,大会としては成功と感じている.

改善点として募集期間を長く取りすぎたことが挙げられる.当日に姿を表さず,棄権となったプレイヤーが複数人いたことから,募集期間を短くする調整を行う,開催前の告知をより頻繁に行うなどの手段で改善していく必要がある.

参考

  • 『大乱闘スマッシュブラザーズ SPECIAL』,任天堂,2018.(Nintendo Switch)
  • 『スマメイト』,(https://smashmate.net/)

作者プロフィール

吉田大起

デジタルゲーム学科

ソフトウェア科学研究室所属

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