制作動機
近年、テレビの CM 広告よりインターネットの広告収入のほうが売上を上回ったと言われるようになりました。また最近では、 Twitter、 LINE、 Instagram などの広告収入が飛躍的に増えています。
私はこの点に着目し、特に若者層に人気がある Twitter をメインとした広告展開のあり方について研究し、それを実際に表現することにしました 。
作品概要
発売前のスイーツ広告を題材とし一度に情報を出すのではなく小出ししていき、その中に「謎」を入れ込むことで広告を見た各ユーザーと送信者(広告の投稿者)との間に「つながり」を作ることを目指す広告です。
今回の広告では、広告したいスイーツは出さずにそのスイーツを作るうえでどのような道具を使うのか、材料は何なのかを用意した物語に沿わせ、ユーザーに問いかけながら投稿していきます。
投稿を重ねるうちにそのスイーツが何なのかが分かっていき、最後にはすべての「謎」が一つになった画像が投稿されます。




広告展開を研究していくなかで
大企業がTwitter を広告で活用するメリットとして主に3つ挙げられます。
・拡散力が高いこと
・企業の認知度上昇が見込める
・リアルなユーザーの意見をチェックでき、コミュニケーションもとれる
そのなかで私はコミュニケーションの手段として使える点に注目し広告展開を考え、
2対8のパレットの法則を参考に「ユーザーと普通につながること」と定義しました。
※2対8のパレットの法則とは、2割の優良顧客は売上の8割を支えるという法則。
ここではその2割は直接リアルなユーザーの意見を指します。
今回の研究と現状のTwitterでの広告展開との違い
従来のTwitter広告ではフォロワー数、RT数を重要視していますが、必ずしも直接的な売り上げにはつながっていないのが現状です。SNS が登場する以前は、媒体から不特定多数の人達に広告を発信していてので、1人1人と会話をするのは不可能でした。SNS 広告の登場により1人1人との会話が可能になりましたが、現在に至るまで、テレビの広告手法と変わりないものがまだ多くあります。
SNS の大きな特徴として、送り手からの一方方向ではなく、双方向での情報共有、情報伝達が可能です。その特徴を活かすにはユーザー1人を1つの「塊」として考えないことです。ユーザーには様々な側面があります 。例えば、ユーザーが大学生だとすると、学校や家庭、趣味の集まり、アルバイトなどの顔があります。それぞれにそれぞれの側面を持っており、その一部の側面にアプローチし「つながり」を作ることができるのが SNS を使った広告展開と考えました。
その「つながり」を作るには特定のユーザーの側面に対して、情報の中にわかる人にしかわからない『謎』を入れ情報を小出しする広告展開です。
小出しする広告の一つ一つに情報が入っており、すべての「謎」が合わさることで情報が一つになり
また新たな情報展開が始まっていきます。

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