大阪電気通信大学

国と郷土料理を学ぶことを目的としたカードゲームの制作 “World Gourmet Journey”

制作経緯

 小学校の給食で知らない料理を食べた思い出や、外出する中で新しい料理に触れる機会が増えたことで、外国の料理に対する興味が強く湧くようになりました。そういった経験を重ねるうちに、まだ世界のことをあまりよく知らない子どもたちにも世界の文化や料理に興味を持ってもらいたいと思うようになり、郷土料理を題材にしたゲームを作りました。

ゲームの概要

 このゲームは世界の国と料理を結びつけて学ぶことを目的としたカードゲームです。手札に記載された食材や味付け、ボード上に記載された地図などを見ながら、手札の料理がどの国のものなのかを予想します。

ジャンル:カードゲーム
対象年齢:小学5年生以上
プレイ人数:2〜4人
プレイ時間:20分以上

内容物
・カード 38枚
・ボード 6枚
・カードスタンド 4個
・カードケース 1個
・説明書 1枚


内容物


ゲームの流れ

【準備】

①説明書を見ながら、6枚のボードを1つの大きなボードになるように並べます。

②カードスタンドを各プレイヤーに1個ずつ配ります。

③カードをシャッフルしてから、カードを1人4枚ずつ配り、プレイヤーは自分に表面が見えるようにカードスタンドに並べます。

④残ったカードは山札としてカードケースに入れます。

⑤ジャンケンなどでプレイする順番を決めます。

ゲーム開始時点での配置



【進行】

①自分の手番がきたら手札から1枚を選び、正解だと思う国カード置き場にカードを置きます。

②置いたカードの裏面を確認し、正解の場合はカードの表面が上になるようにカード置き場に戻し、そのまま次のプレイヤーへ手番が移ります。
不正解の場合は正解の国のカード置き場にカードの表面が上になるように置き直し、山札からカードを1枚引いて手札を1枚増やします。そして、次のプレイヤーへ手番が移ります。

③①②を繰り返し、最初に手札がなくなったプレイヤーの勝利です。
プレイヤーの手札がなくなるより先に山札が全てなくなった場合、その時点で1番手札が少ないプレイヤーの勝利です。


作者プロフィール

宮 零乃

総合情報学部 デジタルゲーム学科
教育コンテンツデザイン研究室

稲田 善文

総合情報学部 ゲーム&メディア学科
教育工学研究室

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